merita2008-01-06



チムジルバン形式の岩盤浴が売り。高級志向でもはやスーパー銭湯と呼べない。おそらく現行の日帰り温泉では最高の施設!


あけましておめでとうございます あーもう2008年かー。自分の脳内ではいま2003年くらいなんですけどね。


正月は新しくできたショッピングモールトレッサ横浜に行ったついでに、昨年秋にオープンした「宮前平湯湯の庄」に立ち寄りました!! 湯けむりの里が経営する店で、開店当初からすごい評判がよかったんで前から気になっていたのです。


温泉は宮前平駅から小高い丘を登ったところにあります。住宅街の中でちょっと迷うも、近隣の住民が「スーパー銭湯反対」ののぼりを上げているのでわかりました^^; なんか反対運動が活発なようですね・・・。確かに住宅地の中にあるからしょうがないかなぁ。


到着したのは夜8時ごろ、駐車場から小高い丘から夜景が見えて綺麗でした。エントランスが石畳の床になっていてここで靴を脱いでぺたぺたと歩いてロビーに入ります。全体的にホテルのような作りで、入口からしてそこいらの日帰り温泉とは比べ物にならないような高級感が漂っています。


ロビーで入館手続きをしたあとは、「離れ」と名づけられた別練に向かいます。ロビーとレストランがあるところが「母屋」だそうです。広々として高級感の漂う通路を進み「離れ」で館内着とタオルや岩盤浴のセットを受け取ります。ここの温泉はタオルとか全部用意されているので、何も持ってかなくてOKです。


今日は温泉と岩盤浴に入る予定ですが、なにはともわれまずは温泉へ! 脱衣場には縦長のロッカーがあって、鍵がついているやつならどれを選んでもいいタイプ。浴室に入ってまずかけ湯、そんで体を洗いますが、洗い場はシャンプー、コンディショナーに分かれていて、敷居もついていました。このへんは快適!


内風呂には、源泉循環の内湯×1、ジェットバスとかの健康浴槽、腰掛湯、水風呂といったラインナップ。まずは内湯へ、温泉はコーヒー色でわりとぬるぬるとした浴感があります。泉質はナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉。泉質は違うけど浴感はロテンガーデンのお湯に似ていますね。浴室内は暗く、壁にそなえつけられたライトによってぼんやりと照らされています。ライトが室内に漂う湯気を幻想的に照らしていていい感じ。他の客の姿も薄れるのですごく落ち着きますね。


露天には琥珀炭酸泉、岩風呂×2、ねころび湯×6、壷湯×4があります。まず壷湯に入ります。ここは珍しく壷湯がひとつひとつ形がちがっています! 普通の壷の形をしているものもあれば、バスタブ型のやつがあります。バスタブ型のやつはもう壷風呂ではないかもしれないけど、これは新鮮でいいですね^−^ 大きくて気に入りました。


次に源泉かけ流しのお風呂へ。やはりここが一番、お湯が新鮮な印象。岩から流れ出た源泉がここにたまり、そこから下の大きな岩風呂に流れていきます。かけ流し浴槽は10人くらいが入れそうな大きさでした。


露天風呂は高い塀に囲まれて残念ながら景色は見えないです。せっかく丘の高台にあるのに夜景が見えないというのはちょい残念。夜景が綺麗なのでなんとか見させてほしかった! でも近隣住民への配慮からはしかたないんだろうなあ。そのかわり丘の上にあるんで空は開けていて、星空が綺麗にみれました。さらに建物のライトアップや庭園の作りもすばらしく、景観のいまいちさをしっかりとフォローしています。


例えば1階の男湯の露天からは2階の女湯の露天の壁が見えるんですが(もちろん中身はみえません!)、これがなんというか、ちょっと黒くてのっぺりとした面白い造形の壁で、僕はタイタニックのような高級客船のイメージを思いうかべました。まあ、つまるところこの壁の造形ひとつとってもデザイン的に凝った作りをしているんです。源泉かけながしの横には塔のようなものがあるし、著名な空間デザイナーが手がけたような印象があります。ベンチも人が向かい合いにならないように配慮された面白い組み方をしています。


露天の作りに感嘆しながら、最後に琥珀炭酸泉へ。他店とは違って医療用に使う中空糸膜とかいうやつを使って体内に炭酸を効率的に取り混むといった注意書きが書かれていました。入ってしばらくすると、しっかりとした炭酸の泡つきを感じます。ぬるめのお風呂が好きなので、これはすごいリラックスができました^−^b


内風呂に戻り、しばらく腰掛湯で休憩。これは座りながら足湯を楽しむ趣向になっています。この座椅子のデザインや質感もいい感じで、他店の腰掛湯よりは一枚上といった感じ。そのほかにロウリュウのアロマが漂うフィンランド型のサウナと水風呂がありました。水風呂もライトアップされて美しいです。


ところで女風呂にはさらにスチーム型の塩のサウナと水深のある立ち湯があるそうです。男性より女性のほうが待遇はいいです。まあこれは仕方ないところかな。僕は別に気になりません^−^


この宮前平温泉の最大の売りは岩盤浴。専用着に着替えて地下の施設へ移動。そこにはロビーがあって、扉が左右に4つ、それと休憩スペースあります。岩盤浴の部屋には「潤」「岩」「塩」「天」の名前がついていて、制限時間無料で自由に出入り可能。これはヒーリングヴィラ印西や季乃彩と同じシステムですが、このタイプのやつを最近は「チムジルバン」っていうらしいです。これは韓国式岩盤浴のことで、要は男女が共同で自由に出入りできるサウナですね。

ちなみにスーパー銭湯の歴史とチムジルバン導入店などはこのHPが参考になります^−^ これによるといまスーパー銭湯は第3世代なんすねー
http://www.tamaoka-sekkei.co.jp/supersentou/supersentou.html


さて、そのチムジルバンですが、最初に「潤」の部屋に入りました。ここは蒸気の円形のサウナで、腰掛に座って楽しむ趣向です。煙突から蒸気が噴出して体全体を暖めます。特に足が熱せられるみたいで、冷え性の自分にはちょうどよく大変気に入りました^^ いやーこれ家にほしいわ。


ここで汗がびっしょりになったのでロビーに出て水を買うことに。ロビーでは天然水とかスポーツドリンクとか10種類くらいの飲み物が売っています。冷蔵庫も用意されていて、飲みかけでも自由に入れておくことができる。これは便利。他店にこの配慮はなかったなー。しかし、無料の水が見当たらない??? もしかして無料で水はないのかなー? このくらいは用意してほしいー(僕が見つけられなかっただけかも?というか店員に聞けよ自分!)


次は「岩」の間へ。ここは熱めの岩盤浴で向かって左はゲルマ鉱石と北投石などの砂利の床、右がトルマリンの床になっています。15人くらいが入れるかな? 砂利のほうにタオルを敷いてしばし寝転びます。室内にかかっているBGMはヒーリングミュージックで、瞑想をしている気分。BGMのセンスも良いですね。


うーん。すごいのぼせたので「氷」の部屋へ。ここはクールダウン用の冷房室。すげーつめたい。正面には氷の台座があって、なにやら氷柱がニョキニョキと伸びてきます。この施設全体にこうしたちょっとしたデザインの仕掛けとかがほどこされていてよいですねー。


その後は最後に「塩」の間へ。ここも岩塩の板に寝転ぶタイプの岩盤浴。10人くらいが寝られます。BGMは中国の農村部を彷彿させるような穏やかな曲。思わず寝てしまいそうになります。


もうひとつの「天」の部屋は完全予約制。アトラクション映像を楽しみながら入る岩盤浴のようで、これはちょっと時代を先取りしてますね。次いったときはぜひ入りたいと思います。


温泉と岩盤浴ともにすごい満足しましたが、ここはさらに休憩室が豪華! なんとテレビつきのリクライニングシートが完備。毛布もあるので仮眠もOK。雑誌なども用意されてました。ここに寝転がってテレビを見てしばし休憩。うーん最高! あとマッサージ機も最新のタイプでくりひらと同じくバンド清算OKのやつでした。


僕の満足度ですが★★★★★。満点! うーん。ほとんど不満はありませんでした。強いてあげれば車で来た場合、駐車場に制限時間があるということでしょうかね(3時間まで無料。追加サービスはあるみたいですが、一日いるとなると別料金になりそう)。あとドライヤーが3つしかないので、もう少し必要。岩盤浴に無料で飲める水とかほしいな。ぐらいです。


この前、稲城の季乃彩の岩盤浴がスゴイ!って書いたんですが、さらにこの宮前平のほうがキャパ的にもクオリティ的にも一枚上でしたねー。いやーびっくりした。現在の日帰り温泉でもおそらく最高の施設ではないんでしょうか? ここはちょっと他の日帰り温泉と格が違いました。スーパー銭湯とはもう呼べませんし、単に日帰り温泉というのも安っぽい。高級旅館型日帰り温泉とでもいえばいいのかなー。少なくとも僕がいった日帰り温泉の中ではこれに対抗できる施設は、ヒーリングヴィラ印西くらいです。


ただ、その分料金が高いんですけど、休日1470円+岩盤浴800円でこれだけ楽しめれば十分元は取れますし、なによりちょい割高なのでそれほど混んでいないところもよかったですね。安く入りたい場合は平日午後9時から950円になるのでオススメです。そのほかマッサージ関連やレストランも充実。レストランは豆腐料理の店でちょっとしゃれた作りになっていました。


しかし、今後新規にオープンする日帰り温泉はこのクオリティを保っていかなければならないとすると、日帰り温泉の競争もすごいものになってきましたよね・・・。


多摩のいこいの湯ができたときは、日帰り温泉も健康センターのイメージから脱してあかぬけたなぁと思ってたんですけど、ここを体験して日帰り温泉はさらにひとつ上の段階へ進んだという気がしました。住民の反対運動が盛んなようですが、皮肉にもここは関東圏で最高な施設、日本でも屈指かもしれないです。周りが住宅街なのにこの温泉の中からそんな感じは受けない作りもすばらしかった。それとごく普通のスーパー銭湯を経営していた湯けむりの里が、こんなすごい施設を作り出すとは! 御見それしました。


宮前平源泉 湯けむりの庄HP
http://www.yukemurinosato.com/miyamaedaira.html

ニフティ温泉の口コミ情報
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_071128015865/1.htm

ニフティ温泉の1月のランキング1位は季乃彩、2位はこの温泉でした。やっぱりこの2店は別格で、今後はかなり人気でそうです。とくにカップルにとってチムジルバンは新たなデートスポットになりそうですね・・・


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merita2007-12-26



大手チェーン店の新店舗。真っ黒の湯と離れの庵湯が面白い。


このブログは、基本は行ったばかりの温泉のこと書いて行きたいのですが、一年ぐらいほったらかしにしていた間かなり行った温泉があるので、思い出しながらこつこつ書いていこうと思います^0^ 


そういえばここ数年で日帰り温泉のチェーン店って増えてきましたよねー。関東で有名なとこというと、湯楽の里、大和の湯、湯快爽快極楽湯ってところでしょうか。僕自身はこの中では愉快爽快が一歩抜き出ているかなーという印象を持っています。


秋ごろにも僕の家からわりと近場にある湯快爽快くりひら店がオープンしました。実は事前にオープンしたことを知らなくて、横浜のららぽーといった帰りに暗い道を走っていたら「湯」の看板が見えて入ってみたら、そこが湯快爽快の新店舗くりひら店で、なんとオープン直後だったんです。おお、なんという偶然なんだろう!


さて、このくりひら店、館内は和風の作りで縦長の構造です。愉快爽快の特徴といえば、思いつくのは脱衣所のロッカー。高級ホテルのようなデザインで、これは日帰り温泉の中でも一番の作りだと感心しています。


お風呂ですが内湯はすべて温泉ではないです。水風呂、健康風呂、中央に岩が飾られている白湯があります。サウナは遠赤外線のタワーサウナが1つ。洗い場はわりと多い。まだオープン直後だったということもあり、清掃は行き届いている印象がありました。


温泉は露天ですね。露天は壷湯×4、岩風呂×2(ぬる湯とあつ湯)、そして目玉の離れのヒノキ湯がありました。外は箱庭みたいになっていて、壁があるので景色とかは見えません。


この広い岩風呂はぬるめで、お気に入り。座間の湯快爽快と同じく、ここもぬるい温泉を用意してくれるのはありがたい。そして温泉は黒湯。それもかなり真っ黒です。戸塚にある極楽湯と同じ黒さでしょうか。そういえばこの辺は近場に温泉がないのでどんな色なのかなと思っていたんですが、意外に墨のように黒いお湯で驚きました。泉質はナトリウム−炭酸水素塩泉。炭酸水素塩泉もここいらではあまりないと思うので、わりかし貴重な温泉かもしれません。岩風呂も広めで足を伸ばしてゆったり。ふう。ともかく、このぬる湯は気に入りました!


露天のもうひとつ岩風呂はあつ湯。これは加温されているようでちょっと熱い。猫舌ならぬ猫体?の僕はやや苦手。でものぼせても横に寝っころがれる場所があるのでゆっくりと涼むことができました。壷湯にも入ってみたかったんですが、残念ながら子供たちに大人気で入れず。大人は自重しました^^;


さて、この温泉の最大の特徴といえば「庵湯」でしょう! 露天の一角に小屋があって、その中に洗い場があり、大きめのヒノキ風呂があります(ヘリだけヒノキですね)。この趣向は高級旅館のようでちょっと楽しい。でも、目の前に洗い場があるのでやや落ち着かない。箱根の天山とか調布のゆかりの内湯もこんな感じだったけ・・・。この洗い場はいらないなあと思いました。洗い場は内湯側にたくさんあるしね。ただ、お湯はここが一番いいかなと感じました。残念ながらくりひら店はかけ流し浴槽はなく、どれも循環のようでしたが、浴感はぬるぬるとしていて、ぽかぽかとあったまる湯でした。


お風呂から出たあとは電気マッサージしたんですが、なんとここの電気マッサージはバンドで清算できちゃいます。これはびっくり! 普通はバンドで清算のお店でも、電気マッサージだけは100円とかだと思うんですけど、ここはすべてバンドでOK。これは他にお目にかかったことはありません。この清算システムはナイス! もちろん食事や自動販売機の清算にいたるまでバンドです。ただ、ジュースなどが買える自動販売機が1箇所だけだったので、これもう少し増やしてほしいかな^^; 


そのほかの施設としては、休憩室と食堂の間に足湯があります。館内に足湯があるのは、あんまり記憶にないなぁ。でも休憩室とか足湯の配置のデザインとかわりとうまいと思いました。ちょうど足湯が食堂と休憩室の仕切りの役目も果たしているんです。


さらに館内にLapisというバーデルームがあって、普通のマッサージ、タイ古式マッサージゲルマニウム温浴アロマテラピー、男女別岩盤浴などがありました。ここは体験しなかったんですが、ここまで多種のサービスを用意した施設もまた珍しいと思いますね。


このお店がある小田急線の五月台付近はまだ開発途上で比較的空いているのもグッド。温泉の周囲は緑も残っていて小川が流れていて開放的です。そういえば現在の小田急線は唐木田どまりですが、数年後には相模原駅まで伸ばす予定なんで、そこがつながればこの周辺も一大ベッドタウンになりそうな予感。


僕の満足度は★★★★。かけ流しがないのはちょっと残念なんですが、それでも個性を感じさせる温泉で、施設もマル。ただ、ちょい料金が高いですね。平日大人900円、休日は1050円です。会員になると100円引き。まあでも、料金が高いというのは必ずしもデメリットにならないところがあって、その分、客が少なくなり個人でくる人が多くなると思うから、平日なんかはかなりゆったりと入れそうです。ともかくここはドライブついでに寄りたいところなんで、カーナビでしっかり登録しておきました! 日帰り温泉のチェーン店もけっこう進化してきましたよね、ホント。


湯快爽快くりひら店
http://www.yukaisoukai.com/kur/index.html

ニフティ温泉の口コミ情報
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_070816014941/1.htm


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merita2007-12-18


ビル系の天然温泉にしては、まとまった作りで好印象。値段の割りにアメニティも充実。でも凝ったデザインがどうも逆効果な気がする・・・。


青梅に新しい日帰り温泉ができたと聞いて、さっそくオープン当日に行ってきました。家からは1時間程度、八王子から青梅のほうに行くと河辺駅があるのですが、その駅前に温泉があります。東急と直結している隣のビルの5階です。


通常は平日840円ですが、夜9時以降に入るとナイト料金で525円。そんなわけでちょっと東急で暇つぶしてから行きました。と、誰しも考えるんでしょうね・・・。9時に受付いったら案の定、激混み! オープン当日だし受付に長蛇の列が!(ですよね〜)


しかしオープン日にいくと、だいたいどこの日帰り温泉も受付がパニックッてるよなぁ^^; どこもそんなに客こないだろーとか思っている気がする・・・。いやいや日帰り温泉つーのは客めちゃくちゃ来ますよ!! 地元客はもちろん僕みたいな温泉バカもネットで情報得ているから遠くからわざわざ来るしね^^ 少なくともオープン日から1週間くらいは受付のレジ倍増してほしいな。


しかもここ受付のシステムがちょっと変。料金先払い? 下足の鍵を預けるんだから後払いでいいと思いますよー。あと貴重品ロッカーを探してたんですが、スタッフもどこにあるかわからない始末。結局、貴重品ロッカーは更衣室にあったんだけど、これ貴重品ロッカーの役目しているのかなぁ? 防犯カメラもないしロビー前に置くのが普通では?


とかいろいろシステムは???と思うところがあったんだけど、オープン日だからまいいか。っていうかおれは小姑か・・・。気を取り直して温泉と施設そのものの感想を。


今までビルの中にある温泉って、あんまり良くないというようなイメージがあったんだけど、この梅の湯は施設が充実していてよかった! 5階と6階があって、5階は休憩スペース、食堂、ゲルマニウム温浴、ジム、マッサージなどがあります。ゲルマニウム温浴は別料金でこれの足湯ができるみたいです。あとジムがあったのは新鮮でした。たしかに東急の隣のビルにあるのだから、わりと主婦や仕事帰りのお客さんを取り込むにはいいプラン。


お風呂は6階。開店したばかりだから脱衣所とか何もかも綺麗。これは気持ちいい! すごい受付が混んでいたんで「こりゃ芋あらいかなぁ」と覚悟していたけど、意外にそれほどでもなかった。というのも洗い場がビル内なのに結構数があったから。この洗い場のクオリティは高いなぁ。普通はシャンプー&リンスは同じだけど、ここはシャンプーとコンディショナーにちゃんとわかれてた。しかもお湯の出るスピードも速い。洗い場に仕切りもあるし、これはがんばったなぁという感想。っていうか普通の人はこんなところで感心しないか(笑) 


で浴槽のラインナップは内風呂は循環の温泉お風呂×1、白色のお湯の寝湯×3、マッサージなどジェット噴射がでるような健康浴槽一式、あと水風呂です。ま、内湯はあとでいいや。とりあえず露天風呂いこーと。


お、ビルの屋上みたいで外は雰囲気良し。お風呂全体のイメージはやっぱり最近主流の和風タイプ。多摩のいこいの湯によく似ています。というか、最近のお風呂みんなそんな感じなんですよね。なんか食傷気味みたいなところがあるんですけど、お風呂の配置とかはわりと凝ってましたね。


露天風呂はえーと、大きめの岩風呂×1、迷路のようなお風呂×1、寝湯×3くらい、源泉かけながしのヘリだけがヒノキのヒノキ風の風呂×1といったラインナップです。


あれ?、ってことはここ温泉2つだけやん! しかも源泉かけながしのヒノキ風呂っつーのが、これまた小さすぎないか?!(上の写真参照) これって3人くらいしか入れない。3メートル四方くらしかないよ・・・。えーしかも中に意味不明な広い段差があるし、このでかい手すりは邪魔だ・・・。というかこの手すりって2ついらないと思う。片方だけにして中央ではなく端につけるべきでは・・・。それに真ん中が階段になっていて、これ実質2人用になっちゃっているし・・・。


とりあえず人がいなくなった隙にヒノキ風呂に入る。おっ! この温泉はあれだ。近くの日の出のつるつる温泉と同じ浴感。やや白っぽいお湯にかなりのつるつる度。おおー、浴槽が小さいせいもあってか、このお湯はかなり濃度があっていい感じがしました。お湯はいいですよここ。しかし、ちょっとたつと人が次々に入っていくるのでもうキャパがオーバー。とてもリラックスできる雰囲気ではない。これって占領しちゃう人がでてくるともうだめだな・・・。仕方ないほかのお風呂いこう・・・。


露天風呂の岩風呂はなんと普通のお湯。えーっていう感じだけど中央に石の敷居があって、パーソナルスペースが確保できるようになっている・・・が、これいらないよ。足のばせないもん。


露天にあるもうひとつお風呂は、迷路のような構造で、ちょっとお目にかかったことがないレイアウト。細長いので一人が足を伸ばして横にズラーと並ぶことができる。ここにも段差があって途中で深くなるんで転びそうになった>< ここも段差がじゃまなので足が思うように伸ばせないなあ・・・。遊び心は面白いけど、機能的ではないような気がする。


内湯に戻って循環の温泉にも入ったんですが、ここにも段差があって段差上では腰ぐらいまでしかお湯につかれないのです。たぶん作った人は長湯ができるように半身浴ができるような段差を所々に設けたとおもうんですよね。たしかに広い温泉ならこの作りはアリでしょう。でもここビルだからスペース限られてるんですよね。だから段差なんていらないと思うんですよー。むしろみんなのぼせたらお風呂のヘリに座りますから、ますます必要ない気がする・・・。あと、すべての浴槽にバリアフリーを意識しているのか、必要以上にデカすぎる手すりがついていて、これが浴槽を狭まくしているんですよね−。たしかにお年寄りとか多そうな地域なんですけど、これ過剰にやりすぎたなあという感じあり。


すべての段差とっぱらって全部深い浴槽にしてほしかったなあと思いました。まあ単なる個人的な感想なんですが、どうも施設を作った方の配慮や親切心が過剰なのか、それが逆効果になっているような感じがします。たしかにヒノキ風呂を小さくすればお湯の質もあがるし、本当のかけ流しを楽しむ趣旨には合うと思うんですが、なにぶん小さすぎて逆にリラックスできないという逆効果が・・・><


お風呂のほかはタワーサウナとアロマサウナがありました。このアロマの蒸気サウナは良かった! これは僕のツボだ。けっこうぬるいので長時間楽しめました。


お風呂から出たあとは100円でマッサージ。マッサージ機は新型で、ここはガラス張りになっているので河辺駅が見渡せます。マッサージ機の後ろにジョーバもありました。日帰り温泉でジョーバは初めてみたなぁ。ちょっとやろっと・・・なんか恥ずかしいぞ・・・。あと食事はしなかったんですけど、来年からは食事つきで1500円くらいで楽しめるプランもできるそうです。


というわけで僕の満足度は★★★☆かな。価格はリーズナブルなんで★4つでもいいかな。ビルの中にしてはよくこれだけの施設を作ったなあと感心しました。肝心のヒノキ風呂が狭いのと、お風呂に段差や手すりがありすぎてそれがスペースを狭めちゃっているのが、僕としてはマイナスでしたが、施設自体はクオリティ高いです。アメニティが充実しているところもよかったですよ。いままでは青梅から多摩のいこいの湯やロテンガーデンまでいっていたけど、ここができてよかったと喜んでた地元のお客さんがいましたし、うん、奥多摩にドライブいった帰りに寄りたい温泉ではありますね。平日のガラ空きのときにかけ流しを独占できたら、浴感がよかっただけにそれは最高な気がします。


河辺温泉 梅の湯
http://kabeonsen-umenoyu.com/index.html


ニフティ温泉の口コミ情報
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_080107016139/1.htm


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merita2007-12-01


岩盤浴に特化した時代の最先端を行く温泉施設。しかし、混雑に耐えることができるか?


一年くらいブログほったらかしにしてましたが・・・なんとなく再開(笑)温泉にはマメにいっているのでちょっとずつ書いていきたいと思います!


さて、11月26日に京王若葉台駅からわりと近くにある稲城天然温泉季乃彩がオープンしました!


さっそく日曜日にいってきました。日帰り温泉はオープン直後に行くのがオススメです。オープン直後はまだ口コミが広がっていないので、日曜日ですが意外とすいていてラッキーでした。温泉の作りは、多摩のいこいの湯から始まったようないま流行りの和風タイプ。温泉TVチャンピオンで優勝した人がプロデュースしたみたいなんで、さすが壷を押さえまくった作り。


結論から言うと、これは星★★★★★! 東京圏内でもこんなすばらしい施設はないです。今後5年は日帰り温泉施設のお手本となるお店でしたねー。


店内に入ると下駄箱は100円が必要ないタイプのロッカー。100円ロッカーは客にとってかなり面倒なんでこれはありがたい。


受付はまだオープンしたばかりなのでかなりぎこちないけど、それはご愛嬌かな。ただ会員証を作るお客さんが多く、並び時間が長すぎました。会員証や回数券発行などは、それ専用の担当なり案内所を作って対応したほうがいいですね^^;


さて、まず料金をみて驚きました。平日700円、休日900円。まあ現行の温泉施設の標準価格なんですけど、なんと岩盤浴が500円で入りたい放題。なんとここは4種類の岩盤浴専用施設があって、ええええ、それが500円ですってー!!!


それを聞いて舞い上がってしまった僕は、さっそく岩盤浴を申し込み、2階へ。1階は綺麗な食堂があって、2階は広い休憩スペースがありました。ここはあとで話すとして、まずは岩盤浴です。渡された専用着に着替え、専用のタオルを持って長い廊下を進んでいきます。本当に立派な廊下!


廊下を進んでいくと、ここにも広い休憩室が。すげえ高級旅館みたい。さらにその先が岩盤浴専用施設となっていてここにも広い休憩室が! どんだけ広いんだここは!!!!


岩盤浴は黄土、麦飯石、溶岩の3つの岩盤浴と、クールダウン用の冷房室がありました。この4つの部屋に自由に出入りができます。しかも時間制限なし。普通の施設ですとロビーで受付してから、その時間に岩盤浴の部屋に行き、30分くらいで終了になると思います。それが、なんとここは制限時間なくて、自由に3種類の岩盤浴を楽しめちゃうわけです。これは千葉のヒーリングヴィラ印西と同じシステムで、僕がいったときはここはすげーなーと思ってたんだけど、やはり時乃彩作った社長さんも、時代の最先端行っていたヒーリングヴィラ印西を参考にしてきたなあと思いましたねー。これが今後日帰り温泉のスタンダードのシステムになるのは間違いないと思うと同時に、これ500円は価格破壊すぎる!と驚いちゃいました。


岩盤浴は全部楽しみました。麦飯石、黄土、溶岩の順に温度が高いです。僕はぬるい麦飯石が気に入りました。どの部屋も中は10人くらい寝れるスペースがあって、しかも部屋のデザインがとてもいいです。デザイナーズ温泉みたいな感じです。環境音楽が流れ、リラックスした状態で汗をかくことができます。汗かいたあとは冷房室でクールダウン。その後は岩盤浴専用スペースには軽食売っているところがあり、ソフトクリームとか食べながらごろごろしてました。


うーん、とにもかくにもこの岩盤浴専用スペースがこの温泉の目玉ですね。満足しました。ただ、岩盤浴内で寝ちゃう人や、痴漢や、酔っ払いの対策について心配に思いました。中には監視カメラもないようですし、頻繁に店員が巡回にくるわけでもないです。そのへんのトラブルは今後でてくるだろうなーという予感はしました。が・・・とてもいい施設にはかわりないです。


さて、岩盤浴を楽しんだあとは肝心のお風呂へ。お風呂も、やっぱりここの社長さんは流行の温泉をよく研究しているなあと感心させる作りでした。まず、風呂のラインナップがよく考え抜かれていました。内風呂は循環の大風呂、白いお湯の寝湯、人工炭酸泉などを配置。寝湯を白いにごり湯にしたり、人工炭酸泉を用意してきたあたりはさすがです。さらにドライサウナに加えて、ハーブなどをくぐらす蒸気サウナも用意。この辺の温泉施設の付加価値のつけ方も熟知されてるみたいで、抜かりありません。ただ、僕としては水風呂はぬるい水風呂も用意してほしいなと思いましたね。冷たい水風呂好きな人もいますけど、ぬるめの水風呂でゆっくりしたいっていう人もけっこういるし、水風呂はどこのお店も広すぎるので、スペースの半分はそうしてもらえるとありがたいんだけどなあ。


露天は狭いスペースでしたかが、ここもヒノキ風の風呂、壷湯、岩風呂×2を効果的に配置することにより、狭さを感じさせない作りになってました。この作りは行田の古代蓮物語によく似た感じで、お風呂の置き方がうまく、狭くてもこんなに開放感を与えることができるつー見本でした。大きな柱とかもあってデザインはすごい手をかけたなーととにかく感心です。


さて、この露天では奥の岩風呂だけがかけ流しです。あとは循環なんですが、ちゃんとお風呂には循環とか普通のお湯ですとか情報開示がされていて、このへんも利用客にはありがたいです。ホント、循環とか隠すよりは堂々と書くべきです! かけ流しは1つだけでしたが、これもこれでいいと思いました。複数をかけ流しにしちゃうと都心の温泉なんてすぐにお湯が枯渇してしまいますから。最初から大切に使っていくべきですよね。


温泉の質はナトリウム・炭酸水素・塩化物泉で、かなりつるつるしてました。僕は温泉の泉質はよくわからないですけど、日帰り温泉施設としてはなかなか良い温泉だと思いました。


温泉から上がったら休憩スペースでひとくつろぎ。椅子が大きくゆったりしてます。この椅子は気に入りました。家にも欲しい。そうなんですよね。この施設ってそんな広い立地にあるわけではないのに、すべてがゆったりしてるんです。この休憩室はクオリティ高いですね。リクライニングシートもあって、そっちのほうからは夜景も見ることができました。岩盤浴のほうにあった休憩室もすげーと思いましたよ。


とにもかくにも時代の最先端を行く日帰り温泉施設です。


しかし!


この温泉は口コミが広がるとアットいうまに混み始めるでしょうね。駐車場がそんな広くないし、岩盤浴も一度に30人くらいしか使えないので、そんな大勢の客が来たらどうするのか心配に思ってしまいました。駐車場は入れるのかなー? 混みだしたときにどう対処するのか、その辺だけが心配です。あと岩盤浴は男女一緒に入れるので、カップル向けにも人気はでそう。そっち系の人気がでちゃうと、独身の自分はリラックスできなくなっちゃいますが^^; まあ土日は混みそうなので平日いって1日中岩盤浴を楽しむのが正解ですね!


稲城 稲城天然温泉 季乃彩
http://www.tokinoirodori.com/

この温泉のニフティ温泉の口コミ情報
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_071128015878/1.htm


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merita2007-04-01



このブログの管理人meritaことめりたろうが、この前、ニフティ温泉に体験コラムを連載させていただきました。


ワーワー! パチパチパチ! ドンドンパフパフ!


日帰り温泉5件を紹介しています。このブログにないやつもあるんでよかったらよんでください^−^


ニフティ温泉おフログ
http://onsen.tea-nifty.com/column/meri200612.html


千葉のヒーリングヴィラ印西が施設としてはずば抜けていました。
あそこが首都圏で最高峰の施設だと思います。
(と当時思ってたんですが、最近は宮前平湯けむりの庄とか稲城の季乃彩とかすごい施設がでてきちゃいましたね)


あと箱根をいままであなどってたんですけど、
硫酸塩のお風呂はすごいよかった。



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