merita2007-12-01


岩盤浴に特化した時代の最先端を行く温泉施設。しかし、混雑に耐えることができるか?


一年くらいブログほったらかしにしてましたが・・・なんとなく再開(笑)温泉にはマメにいっているのでちょっとずつ書いていきたいと思います!


さて、11月26日に京王若葉台駅からわりと近くにある稲城天然温泉季乃彩がオープンしました!


さっそく日曜日にいってきました。日帰り温泉はオープン直後に行くのがオススメです。オープン直後はまだ口コミが広がっていないので、日曜日ですが意外とすいていてラッキーでした。温泉の作りは、多摩のいこいの湯から始まったようないま流行りの和風タイプ。温泉TVチャンピオンで優勝した人がプロデュースしたみたいなんで、さすが壷を押さえまくった作り。


結論から言うと、これは星★★★★★! 東京圏内でもこんなすばらしい施設はないです。今後5年は日帰り温泉施設のお手本となるお店でしたねー。


店内に入ると下駄箱は100円が必要ないタイプのロッカー。100円ロッカーは客にとってかなり面倒なんでこれはありがたい。


受付はまだオープンしたばかりなのでかなりぎこちないけど、それはご愛嬌かな。ただ会員証を作るお客さんが多く、並び時間が長すぎました。会員証や回数券発行などは、それ専用の担当なり案内所を作って対応したほうがいいですね^^;


さて、まず料金をみて驚きました。平日700円、休日900円。まあ現行の温泉施設の標準価格なんですけど、なんと岩盤浴が500円で入りたい放題。なんとここは4種類の岩盤浴専用施設があって、ええええ、それが500円ですってー!!!


それを聞いて舞い上がってしまった僕は、さっそく岩盤浴を申し込み、2階へ。1階は綺麗な食堂があって、2階は広い休憩スペースがありました。ここはあとで話すとして、まずは岩盤浴です。渡された専用着に着替え、専用のタオルを持って長い廊下を進んでいきます。本当に立派な廊下!


廊下を進んでいくと、ここにも広い休憩室が。すげえ高級旅館みたい。さらにその先が岩盤浴専用施設となっていてここにも広い休憩室が! どんだけ広いんだここは!!!!


岩盤浴は黄土、麦飯石、溶岩の3つの岩盤浴と、クールダウン用の冷房室がありました。この4つの部屋に自由に出入りができます。しかも時間制限なし。普通の施設ですとロビーで受付してから、その時間に岩盤浴の部屋に行き、30分くらいで終了になると思います。それが、なんとここは制限時間なくて、自由に3種類の岩盤浴を楽しめちゃうわけです。これは千葉のヒーリングヴィラ印西と同じシステムで、僕がいったときはここはすげーなーと思ってたんだけど、やはり時乃彩作った社長さんも、時代の最先端行っていたヒーリングヴィラ印西を参考にしてきたなあと思いましたねー。これが今後日帰り温泉のスタンダードのシステムになるのは間違いないと思うと同時に、これ500円は価格破壊すぎる!と驚いちゃいました。


岩盤浴は全部楽しみました。麦飯石、黄土、溶岩の順に温度が高いです。僕はぬるい麦飯石が気に入りました。どの部屋も中は10人くらい寝れるスペースがあって、しかも部屋のデザインがとてもいいです。デザイナーズ温泉みたいな感じです。環境音楽が流れ、リラックスした状態で汗をかくことができます。汗かいたあとは冷房室でクールダウン。その後は岩盤浴専用スペースには軽食売っているところがあり、ソフトクリームとか食べながらごろごろしてました。


うーん、とにもかくにもこの岩盤浴専用スペースがこの温泉の目玉ですね。満足しました。ただ、岩盤浴内で寝ちゃう人や、痴漢や、酔っ払いの対策について心配に思いました。中には監視カメラもないようですし、頻繁に店員が巡回にくるわけでもないです。そのへんのトラブルは今後でてくるだろうなーという予感はしました。が・・・とてもいい施設にはかわりないです。


さて、岩盤浴を楽しんだあとは肝心のお風呂へ。お風呂も、やっぱりここの社長さんは流行の温泉をよく研究しているなあと感心させる作りでした。まず、風呂のラインナップがよく考え抜かれていました。内風呂は循環の大風呂、白いお湯の寝湯、人工炭酸泉などを配置。寝湯を白いにごり湯にしたり、人工炭酸泉を用意してきたあたりはさすがです。さらにドライサウナに加えて、ハーブなどをくぐらす蒸気サウナも用意。この辺の温泉施設の付加価値のつけ方も熟知されてるみたいで、抜かりありません。ただ、僕としては水風呂はぬるい水風呂も用意してほしいなと思いましたね。冷たい水風呂好きな人もいますけど、ぬるめの水風呂でゆっくりしたいっていう人もけっこういるし、水風呂はどこのお店も広すぎるので、スペースの半分はそうしてもらえるとありがたいんだけどなあ。


露天は狭いスペースでしたかが、ここもヒノキ風の風呂、壷湯、岩風呂×2を効果的に配置することにより、狭さを感じさせない作りになってました。この作りは行田の古代蓮物語によく似た感じで、お風呂の置き方がうまく、狭くてもこんなに開放感を与えることができるつー見本でした。大きな柱とかもあってデザインはすごい手をかけたなーととにかく感心です。


さて、この露天では奥の岩風呂だけがかけ流しです。あとは循環なんですが、ちゃんとお風呂には循環とか普通のお湯ですとか情報開示がされていて、このへんも利用客にはありがたいです。ホント、循環とか隠すよりは堂々と書くべきです! かけ流しは1つだけでしたが、これもこれでいいと思いました。複数をかけ流しにしちゃうと都心の温泉なんてすぐにお湯が枯渇してしまいますから。最初から大切に使っていくべきですよね。


温泉の質はナトリウム・炭酸水素・塩化物泉で、かなりつるつるしてました。僕は温泉の泉質はよくわからないですけど、日帰り温泉施設としてはなかなか良い温泉だと思いました。


温泉から上がったら休憩スペースでひとくつろぎ。椅子が大きくゆったりしてます。この椅子は気に入りました。家にも欲しい。そうなんですよね。この施設ってそんな広い立地にあるわけではないのに、すべてがゆったりしてるんです。この休憩室はクオリティ高いですね。リクライニングシートもあって、そっちのほうからは夜景も見ることができました。岩盤浴のほうにあった休憩室もすげーと思いましたよ。


とにもかくにも時代の最先端を行く日帰り温泉施設です。


しかし!


この温泉は口コミが広がるとアットいうまに混み始めるでしょうね。駐車場がそんな広くないし、岩盤浴も一度に30人くらいしか使えないので、そんな大勢の客が来たらどうするのか心配に思ってしまいました。駐車場は入れるのかなー? 混みだしたときにどう対処するのか、その辺だけが心配です。あと岩盤浴は男女一緒に入れるので、カップル向けにも人気はでそう。そっち系の人気がでちゃうと、独身の自分はリラックスできなくなっちゃいますが^^; まあ土日は混みそうなので平日いって1日中岩盤浴を楽しむのが正解ですね!


稲城 稲城天然温泉 季乃彩
http://www.tokinoirodori.com/

この温泉のニフティ温泉の口コミ情報
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_071128015878/1.htm


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