merita2005-11-28


いま流行のシックなつくりの日帰り温泉。幹線道路沿いにあるので旅帰りに便利だ。


日記の前に・・・サイトリニューアルしました!左のカテゴリー欄で各温泉の日記に飛べるようになっています! これからも魅力的な日帰り温泉を紹介していくのでよろしくです!!


さて、この前の日曜日のことですが、紅葉を見に山梨の勝沼近辺までいきました。ドライブの目的は、勝沼に新しくできた温泉に行くことでした。


僕の住んでいる相模原からは、勝沼は結構近くてたびたび訪れています。勝沼はワインで有名なところですが、温泉天国でもあるんですよね。はやぶさ温泉ほったらかし温泉、初花、山県館といった有名な日帰り温泉がたくさんあるんです。本格的な温泉街としては、石和温泉などもあり、温泉好きにとっては楽しめる場所です。


勝沼に着いたら速攻で新しい温泉に行こうと思ったのですが、せっかくなんで、まずは紅葉を楽しむことに決定!ラーキングさんと何度かいった定番の昇仙峡へ車を走らせることにしました。いままで冬や夏にいっていたので、昇仙峡はさびれた観光地のイメージしかなかったんですけど、紅葉のシーズンにいったら観光客がたくさんいてビックリ!!けっこうにぎわっていましたヨ。やはり、我仙滝がとても綺麗で、これを見るだけでもここにくる価値がありますね。


そういえばこの場所に、ラーキングさんたちとみんなで来たのが1年半前。あのとき、ラーキングさんの弟は、彼女もいない独身だったわけなのですが、いまでは結婚して幸せに暮らしています。うーん、時の流れは速いものだなぁと実感しましたね。え?僕ですか・・・なんにも変わってないや(爆)そういえば明日の誕生日で32才だった!!数字としては31より32のほうが好きなので、とても嬉しいです(なんのこっちゃ)。


ともかく紅葉は美しかったですね!来週くらいまではまだ見られると思うので、もし近くに行ったら寄ってみてください。


さて、昇仙境からの帰り道、石和にできた源泉湯燈屋に行きました。今年オープンしたばかりで、ガイドブックにも大きく掲載されていたので気になっていたんですよね。


少しばかり入口が分かりにくいので注意ですよ。市街地の国道沿いにある料亭の裏側に温泉があります。料亭の門から入って、裏側に回ると駐車場があるのです。


最近の日帰り温泉は、まるでジャズの音楽が似合うバーのような作りのものが多くなってきましたよね。この前、東方見聞録に飲みにいったのですが、ああいった感じのシャレた雰囲気のお店が増えてきたなぁと感じています。町田のいこいの湯、川崎の志楽の里、小川の花和楽の湯がこのタイプの温泉だと思います。やはり女性ウケがいいのか、これからのスタンダードになりつつあります。


源泉湯燈屋も同様の温泉ですネ。


建物の中がとにかくシャレた作りになっています。和風旅館のような雰囲気を醸し出しています。施設的には、レストラン、マッサージ、休憩室がそろっていて、かわったところでは、庭に足湯がありました。浴場以外に足湯があるお店っていうのは、多くないのでこれは新鮮でしたね。ただ、僕がいったときは寒かったので、外で休憩という気分ではなく、足湯はガランとしていました。


お風呂に行く廊下も綺麗で、高そうなツボが並べられています。しかし、シャレた作りはエントランスとロビーだけで、脱衣場と浴槽はごく普通といったカンジなんですよねぇ^^;うーんこれはもったいない。もう少し作り込めばよかったのにと思うわけです。


洗い場に仕切りがあるかないかだけでも、日帰り温泉の力の入れ具合がわかるのですが、ここはなかったので、ちょっと残念でした。エントランスとロビーで予算が尽きたようなイメージを受けてしまいます。でもお湯はボタン式ではなく、自由に出せるので使いやすかったですね!もちろんシャンプーとボディーシャンプーも常備されています。


肝心の温泉ですが、まず内湯からいきましょう。内湯は大きな浴槽、小さな高温湯、水風呂、腰掛湯があります。かけ湯で体を洗います。この掛け湯は冷たいです!最初に大きな浴槽に入ってみます。泉質は「含食塩─重曹泉」。炭酸が少し入っているみたいなので、アワアワ感は少しありますが、気泡が体につくということはありませんでした。だけど浴感としてはツルツル度も強くて、良い温泉だと思いました。温度は少しぬるめで、足を十分伸ばせるくらい広くて快適です。


次に高温湯に入ってみます。ここは・・・熱いです!!! この浴槽の温度は、町田のいこいの湯の高温湯よりも熱いですよ!!!


僕はなぜか熱い湯に入ると、思考が江戸っ子になるんですよねぇ・・・「江戸っ子は熱い湯にしかはいらねんでぃ!!」「てやんでぇい!!! べらぼうめ!!!」と心のなかで意味不明なことを叫びながら、1分ほど我慢しました。熱い湯は気持ちいいんですけど、1分が限界でした。だいたい、ほら、ボク江戸っ子じゃないしね・・・


熱い湯につかってのぼせたので、腰掛湯に座ります。けど、ここでも上から熱い湯が流れてきます! うう・・・拷問のようだ・・・! しかも、洗い場がすぐ近くにあって、シャワーがかかってくるので、休みにくいなぁ・・・。なんで、こんなレイアウトになっているのか、不思議でした。


次はメインイベントの露天風呂へ。露天風呂は、大きな岩風呂と、ヒノキ型の風呂と、ツボ湯が3つ、蒸し風呂があります。


高い塀で囲まれているので、視界はあまり開けていません。わりと広いスペースなのですが、お風呂の数が少ないようなイメージを受けました。奥のスペースがガランとしているので、もっとうまく使いたいところなんですが・・・。塀をそのまま残さないで、木をうまく配置して開放感を演出できれば、また感想もかわってくると思うのです。


ヒノキ型の風呂はとてもぬるいです。ぬるい風呂は好きなので、これは気に入りました!!
ただ、ヘリだけがヒノキ?であとはタイルなので、ここも少し残念。全部ヒノキはムリにしても、床までヒバで作ればいいお風呂になると思います。


ちなみにヒバは、ヒノキの亜種なんですが、ヒノキと同様に抗菌性・耐湿性に優れてます。
ヒバは「明日はヒノキになろう」の意味でアスナロとも呼ばれているとか。この話を知ったときは、へぇーと思いました。脱線しましたが、最近はヒバ風呂がヒノキ風呂に変わって増えてきてると思います。安いからかな? でもヒノキ風呂と変わりなく艶も香りも出ていいお風呂になりますね。


ツボ湯もかなりぬるめです。うん、でもこのツボ湯は好きですね!! ぬるいので、何時間でも入っていられます。このツボ湯が一番リラックスできました!!


露天のメインは岩風呂ですね。富士山にある岩で組んでいるので存在感があります。お湯も熱めで、ここが一番新鮮でいいお湯でした。僕は温泉の分析表は読めないのですが、体感的には良い泉質だと思います。いや〜さすが石和付近にあることもあって、ここのお湯は新鮮でしたよ。


サウナにも触れておきたいです。


露天の壁際には小さな入口があって、その中に蒸し風呂があります。この蒸し風呂は6畳ぐらいの小さな部屋で、ヒノキの床に座って沐浴を楽しみます。いわゆるミストサウナですが、隠れ家的な雰囲気がグッド。ただ、ぬるぬるした床にダイレクトに座るので、潔癖症の人はダメかもしれない・・・。お湯かなにかで座るところを洗い流す工夫が欲しかった。


内湯には立派なタワーサウナがあります。5〜7段くらいまであって、一番上はかなり熱かったです。もちろん水風呂もありますよ。


というわけで全体的な感想としては、施設はけっこうなレベルですが、浴場がイマイチといった印象。そうそう、すべての浴槽は、掛け流しになっているのが大きなプラスなんですが、情報が詳しく明かされてないんですよね。


源泉は加水されているのか、されていないのか、どこが掛け流しなのか、どこが循環なのか・・・ひとつひとつのお風呂の情報を開示して欲しいと思います。そこがちょっと不満でもありました。


またぬるい風呂と熱い風呂の両方があるのも特徴ですね。特にぬる湯が好きな人にオススメしたい温泉です!


僕としてはいくつかひっかかることもあるんですが、全体的には楽しめる日帰り温泉です。勝沼エリアは、料金も安くていいですよね。この温泉も平日&土日祝日700円で終日過ごせます。僕の満足度は★★★☆でした!


源泉湯燈屋
http://www.akariya.info/

ニフティ温泉口コミ情報
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_0504153205/1.htm

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